ニチレイ/低温物流の2018年度売上高2030億円目指す、欧州強化

ニチレイは5月10日、2016年度~2018年度の3年間を対象期間とするグループ中期経営計画「POWER UP 2018」を策定し発表した。

<低温物流事業の売上高>
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この内、低温物流事業の2018年度の売上高は2030億円、営業利益は110億円を目指す。

<低温物流事業の営業利益とEBITDA>
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物流ネットワーク事業の規模を拡大し、大都市圏の主要保管拠点と地方での運送機能の最大活用による収益拡大を図るとともに、海外は欧州を中心に事業基盤を拡大する。

海外売上高は339億円(2016年3月期)から351億円(2019年3月期)に伸長する。

グループ3か年の設備投資額は868億円で、低温物流事業では465億円で、国内は冷蔵倉庫の新増設、TC(通過型物流センター)の新設、基盤整備などで345億円、海外は欧州での冷蔵倉庫の新増設、基盤整備などで120億円を計画している。

3PL事業を運営していたグループ会社2社を統合し、事業推進体制を強化。各々の強みである企画提案力とアセットを組み合わせることで、物流の効率化に加え、労働力不足を背景に高まっている安定的かつ継続的な物流業務運営へのニーズを取り込んでいく。

TC事業は既存大手顧客の受託エリア・温度帯の拡大ならびに新規の地方有力スーパーの運営受託の獲得を進める。

東京圏では2018年に予定される東京団地冷蔵の再稼働により、(仮称)新京浜埠頭DC(東京団地冷蔵から借庫、設備能力約3.8万トン)を2018年3月稼働予定で、保管貨物の最適配置と新規顧客の掘り起こしを進める。

地方エリアでは、保管と輸配送を一体化した総合物流サービスの提供を一層推進。洗浄や 凍結などの軽加工サービスも付加することで、今後の需要拡大が見込める農産品を含む 地域産品の取り扱いを拡充する。

<欧州での事業展開>
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欧州では、通関・保管・クロスボーダー輸送が一体となった総合物流サービスを広域展開するうえで、設備インフラが未整備なエリアへ積極的に投資し、事業基盤の更なる拡充を図る。取扱品目の多様化と、冷蔵倉庫などの新設によるサービスエリアの拡張を進める。

ポーランドにおいては、季節により取扱物量が大きく変動する商材に偏重した事業構造から脱却し、小売ビジネスの拡大と通期安定商材の獲得を進める。

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