豊田合成は5月16日、メキシコの生産子会社「豊田合成イラプアトメキシコ」(TGIMX)が、4月に稼働を開始したと発表した。
TGIMXはラジエータグリル、コンソールボックス、樹脂フューエルフィラーパイプなどの製品を米州の顧客に提供。また2017年夏に、めっき製品の生産を開始予定。
豊田合成はメキシコにおいて既に「タペックスメキシカーナ」(TAPEX)、「豊田合成オートモーティブシーリングメキシコ」(TGASMX)、「豊田合成ラバーメキシコ」(TGRMX)を有しており、4拠点目となるTGIMXの稼働開始により、同国において自動車部品全4事業の生産体制を構築した。
■TGIMXの概要
社名:豊田合成イラプアトメキシコ)
所在地:メキシコ合衆国 グアナファト州 イラプアト市 CDR工業団地内
設立時期:2014年8月(生産開始:2016年4月)
資本金:5320万米ドル
株主(出資比率):豊田合成ノースアメリカ90%、豊田通商10%
生産品目:内外装部品(ラジエータグリル、コンソールボックス等)、機能部品(樹脂フューエルフィラーパイプ)(めっき製品は2017年夏に生産開始予定)
面積:土地約15万m2、建屋約3万7000m2
従業員数:135名(2016年4月末)
売上高:約1億1000万米ドル(2020年度見込み)
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