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ナイス/仙台物流センターの事務所棟着工

2016年07月25日/物流施設

ナイスは7月21日、宮城県多賀城市の仙台物流センターの事務所棟を着工した。

<外観イメージ>
20160725nice1 - ナイス/仙台物流センターの事務所棟着工

<内観イメージ>
20160725nice2 500x252 - ナイス/仙台物流センターの事務所棟着工

<東日本大震災直後の仙台物流センター>
20160725nice3 - ナイス/仙台物流センターの事務所棟着工

仙台物流センターの事務所棟は東日本大震災での6m超の大津波により壊滅的な被害を受け、震災直後から仮設事務所にて業務を行っていた。

新築工事の計画に当たっては、宮城県の木材産業の振興に寄与し、復興のシンボルとなるよう宮城県初となるCLT(直交集成板)を採用した。CLTには全て宮城県産のスギ材を用いている。

なお、仙台物流センターは東北地方での大型物流センターとして2008年より業務を実施している。敷地内にはナイスプレカット仙台工場を併設しており、躯体や建材、住宅設備機器などの総合物流機能を備えている。

2011年3月の東日本大震災では、6mを超える大津波が押し寄せ、壊滅的な被害を受けた。一時、操業停止を余儀なくされたが、同年5月より、被災地の生活再建に向けた応急仮設住宅の建築用資材の物流拠点として業務の一部を再開した。

■概要
名称:ナイス仙台物流センター事務所棟新築工事
所在地:宮城県多賀城市宮内1-10-1
着工日:2016年7月21日
竣工予定:2017年3月
設計・施工:ナイス建設事業本部
構造設計:木構造建築センター
構造木造(CLT)+鉄筋コンクリート造
2階建て
建築面積:187.65m2
延べ床面積:356.70m2
CLT使用材積:146.82立方m(全て宮城県産スギ材)

■概要
名称:仙台物流センター
所在地:宮城県多賀城市宮内1-10-1
敷地面積約3万3090m2
倉庫面積:約9150m2
業務開始:2008年10月

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