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ハネウェルジャパン/防爆エリア内で使用できるハンディターミナル開発

2016年08月03日/生産

ハネウェルジャパンは8月3日、防爆エリア内で使用できるハンディターミナル Dolphin(ドルフィン) 99EXni が産業安全技術協会の合格認定されたと発表した。

<Dolphin(ドルフィン)99EXni>
20160803hanewell - ハネウェルジャパン/防爆エリア内で使用できるハンディターミナル開発

Dolphin(ドルフィン) 99EXni は、ガスや蒸気だけでなく、水素、アセチレン、石炭などを扱うことで爆発が誘発される可能性のある環境でも顧客のデバイス・ビジネスを守ると共に、UL認証規格 Class I・II、ATEXを取得しており、海外での利用も可能になっている。

主な特長には、日本国内防爆規格試験に合格、海外規格にも準拠、オープンプラットフォーム対応、高性能バーコードスキャナ搭載、高い耐久性と防塵防水性、低温から幅広い環境温度に対応等がある。

なお、国内危険物取扱施設での爆発事故は年々増加しており、危険物取扱事業者は、爆発の危険のある濃度に達する可能性がある「防爆危険エリア」では、防爆構造の電気機械器具の使用を義務付けられている。

防爆ハンディターミナルは危険物を扱うプラントのような現場だけでなく、食品業界・化粧品業界・塗料業界など爆発の危険性を含む資材を取り扱うさまざまな現場での活用が求められている。

一方、業務のネットワーク化やバーコードなどの自動認識技術導入、ITシステム化の進展にIoT技術の普及と相まって、防爆エリアでもPCやハンディターミナルの使用が増加傾向にあり、防爆規格に準拠した機器の導入が進められている。

■製品仕様
機種名:Dolphin 99EXni
型番:99EXL01-0C212XJI
防爆規格:UL認証 (米国およびカナダ):Class I, Division 2, Groups A, B, C, D、Class II, Division 2, Groups F, G
プロセッサ:Texas Instruments® OMAP3715 1.0GHz プロセッサ
メモリ:1GB フラッシュおよび 512MB RAM
ディスプレイ:化学強化ガラスディスプレイ 3.7インチ 半透過型液晶アクティブマトリックスガラスVGA(480 x 640) 333nits
無線:WLAN(802.11a/b/g/n、Wi-Fi認証済み)
WPAN(Bluetooth® V2.1、EDR 2.0Mbpsおよび3.0Mbps Class II)
内蔵カメラ:ACC付き3.1メガピクセルカメラ
バーコードスキャナ:N5600/5603 標準レンジ(SR)、拡張レンジ(ER)、高性能レンジ(HD)、高可視光レーザー、緑色LEDエイマー、Adaptus 6.0 Imaging Technology
オーディオ:スピーカー、HAC対応レシーバー、マイクロホン
バッテリ:拡張バッテリ(リチウムイオン 3.7V、5000mAh)
稼働時間:約15時間(WLANにてデータを9秒ごとにスキャン/送信)
外形寸法・重量:長さ215mm x 幅 69mm x 奥行き 45mm、581g(拡張バッテリ含む)
耐落下衝撃:動作温度範囲内で1.8mの高さからコンクリート面へあらゆる角度から落下しても正常動作
防塵防水性:IP67規格
使用環境:動作温度:-20~50℃、保管温度:-25℃~70℃、湿度:0~95%(結露無きこと)

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