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富士通/トラックの走行実績データ解析サービス、販売開始

2016年09月02日/SCM・経営

富士通交通・道路データサービスは9月1日、特大車の走行実績データを解析して情報提供する「商用車走行実績データ解析サービス(MoXYZ(モクシーズ)」を販売開始した。

<京浜エリアの特大車走行実績の地図表示サンプル(2016年4月 全時間帯集計結果)>
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日本全国を通行する貨物トラックのうち約7.5万台に装着されている、富士通のグループ会社であるトランストロン製ネットワーク型デジタルタコグラフから収集・蓄積される走行実績データを基に、特大車の走行実績データを解析したデータを提供。

これまで把握が困難であった特大車の走行経路を可視化でき、特大車の最適な輸送経路の選定や大型車両向けナビゲーションでの経路探索で活用することが可能になる。

第一弾として、四半期毎の特大車の走行実績データを提供する。

最新の通行可能道路の情報をさまざまな地図サービスのコンテンツとして提供することで、輸送事業者が行う経路探索が大幅に効率化される。

今後、四半期毎の走行実績データに加え、曜日別や時間帯別の通行量と平均旅行速度、主要な都市間の平均所要時間、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアでの平均休憩時間などの解析サービスも順次提供を予定している。

地図サービス事業者などが提供する道路ネットワークデータに合わせたデータの提供も予定している。

なお「商用車走行実績データ解析サービス(MoXYZ)」は、6月に出荷開始した「輸送コスト適正化支援サービス(SoXYZ)」に次ぐoXYZシリーズ製品。

2020年度末までに売上20億円を目指す。

■データ分析サービス
http://www.fujitsu.com/jp/group/ftrd/business/

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