ドコマップジャパンは12月2日、トランストロンが提供する「ITP-WebService V3(アイティーピーウェブサービス ブイスリー)」とドコマップジャパンの「DoCoMAP(ドコマップ)」とを連携し2024年12月より提供を開始したと発表した。
このサービスは、トランストロンが提供するデータ連携基盤「ITP-WebMP(アイティーピーウェブ・マーケットプレイス)」を用いて、富士通デジタコを搭載した車両でのDoCoMAP利用をトランストロンの「ITP-WebService V3」から申し込むことで、車両の位置情報の他、積載状態(実車・空車)や進行方向、平均車速と共にDoCoMAPへ表示することが可能になった。
また、より多くの企業が手軽に動態管理を利用できるようにサービス提供価格を1IDあたり500円と低価格に設定した。
この連携は、DoCoMAPユーザーより強く要望を得ていた事をきっかけに、トランストロン社との取り組みを開始するもの。ドコマップジャパンでは、これまでにCENTLESS社製「OCTLINK(オクトリンク)」とデータ・テック社製「SR Advance(エスアールアドバンス)」デジタコとの連携実績があり、3例目となる今回もトランストロンの協力のもと、実証実験を経て円滑にサービス提供が実現した。
DoCoMAPは豊富なデバイスに対応しており、デジタコ端末を搭載していない車両の位置情報も小型GPS端末やドライブレコーダー等でも確認が可能なマルチデバイス対応プラットフォームにより、幅広いニーズに対応した動態管理サービスで物流全体の効率化に大きく貢献する。
ドコマップジャパンでは、今後もユーザーのニーズに応じたサービスを展開し、より便利で使いやすいシステムを提供していくとしている。