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サトーHD/ラベルプリンタ稼働停止を防ぎ、CRMベストプラクティス賞

2016年11月15日/SCM・経営

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サトーホールディングスは11月15日、CRM協議会が顧客中心主義経営に向けてCRMで成果を上げている企業・組織・団体を表彰する「2016 CRMベストプラクティス賞」に選ばれたと発表した。

受賞したのは、サトーが2015年8月に提供開始した、IoT技術を用いた保守サービス「SOS(SATO Online Services)」。

サトーでは、自社製品のラベルプリンタの修理依頼が入ると、カスタマーエンジニアが出張して修理を行っているが、その間顧客は稼動停止となる。

「SOS」は、ラベルプリンタの稼働状況を24時間365日リモートで見守り、予防保守や迅速な現場解決など、必要なサポートを提供することで、稼動停止期間をほぼゼロにする。

「現場が止まることがいちばん困る」という顧客の声に応え、「あたかもバーチャルカスタマーエンジニアが現場に常駐し、プリンタに問題が起きてもすぐに対処してくれるようなサービス」というコンセプトで開発されたもの。

CRM協議会による「CRMベストプラクティス賞」プログラムは、「顧客中心主義経営」を目指す企業・団体において、CRMの領域でICTを駆使していること、あるいは業務プロセスにおいていかにイノベーションを興したかに主眼を置いて、関連分野に高い見識のある12名の選考委員会によって審査される。2004年より開始された取り組みで、今年で13回目を迎える。

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