プロロジスは4月19日、千葉県市川市に開発中のマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク市川3」が大手物流企業と約1万2660m2の賃貸借契約を締結したと発表した。
大手物流企業は3PL事業の拡大にあたり、プロロジスパーク市川3の首都圏全域へのアクセス利便性や羽田空港にも近い立地を評価し、決定した。
昨年3月には、三井倉庫サプライチェーンソリューションと2万5000m2の賃貸契約済みで、今年12月の竣工に先立ち、約75%が賃貸契約済みとなった。
三井倉庫サプライチェーンソリューションでは、都内の物流施設で運営中だが、昨今のビジネス環境の変化に伴い移転先を検討していたもので、ワンフロアあたりの面積が広く、ランプウェイで上階へのアクセスも可能なことから、オペレーション効率の高さが評価された。
従業員の通勤利便性も考慮し、駅から徒歩10分の立地も決定要因となった。
1-2階に入居し、既存メーカー物流に加えて新たなビジネスを取り扱う物流拠点とする。
プロロジスパーク市川3は、約2万6500m2の敷地に、延床面積約6万4400m2、4階建ての先進的物流施設として昨年8月に着工し、今年12月に竣工を予定している。
開発地は、東京都心部から20km圏内、千葉県市川市の湾岸エリアに位置し、首都高速湾岸線千鳥町ICに至近(約5分)で、東京都心部へのアクセスと広域配送にも適している。
JR京葉線市川塩浜駅から徒歩圏内(約10分)と通勤至便で、入居企業の雇用確保においても有利な立地となっている。
■プロロジスパーク市川3 特設サイト
http://www.prologis.co.jp/special/2017/pp_ichikawa3/