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日通/2017年度の鉄道コンテナ取扱目標200万個

2017年05月04日/調査・統計

日本通運は5月2日、2017年度の鉄道コンテナ取扱い目標を前期比5%増の200万個とした。

トラックドライバー不足や労働時間管理の厳格化等、社会環境の変化に伴うモーダルシフトのフォローの風を十分に受け止め、拡販に繋げる。

鉄道コンテナ輸送だけに固執することなく、他モードとの組み合わせによるモーダルシフトも推進する。

鉄道コンテナ輸送の利便性を高めるため、独自のお客様支援システム「鉄道コンテナNAVI」の機能を新たに追加し、他業者との差別化を打ち出すツールとして多様なサービスを提供する。

なお、2016年度の鉄道コンテナ取扱個数は190万4333個で前期比1.0%の減だった。

2016年度の上半期は、熊本地震や相次ぐ自然災害の影響もあり、2.5%減となったが、下半期は、トヨタ自動車の部品専用列車の増発、アサヒビールとキリンビールの共同配送輸送が開始されたことにより、0.4%増となった。

品目別では、自動車関連貨物が増送となった他、化学工業品が前年を上回った。トラックドライバー不足を背景に、清涼飲料水や食料工業品も堅調に推移した。8月末に発生した台風10号の影響を主因とする生野菜や、生産量が減少となった紙・パルプ等が減送となった。

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