SGホールディングスは5月12日、女性の感性を活かした意見・発案による新しいビジネスの創出や既存ビジネスの改善等の取り組みを表彰する社内制度、第4回「わくわくアワード」を実施した。
今回の応募件数は175件、予選を通過した7 チームがファイナリストに選ばれ、審査員の前でプレゼンテーションを行った。
グループ全体で女性目線の新たな事業への取り組みや業務の効率化など女性が主体的にビジネスへ参画し、結果がでている事例が増加した。
最優秀賞には、オフィスファニチャー販売という新たな事業領域へと営業の幅を広げ、売上貢献に繋げたSGムービングの本社営業部が選ばれた。
女性目線を取り入れた事務所移転を中心とした営業への取り組みとして「DIVE プロジェクト」を発足し、オフィスファニチャー販売という新たな事業領域へと踏み出し、最新のトレンドと女性ならではの提案により、他社との差別化を実現し、売上の大幅な拡大に寄与した。
優秀賞では、ワールドサプライのロジスティクス部が、「化粧品を取り扱う物流倉庫だからこそ透明感のある美しい倉庫に変革したい」という思いから、物流倉庫内にショールームを設置。
「作業・安全・品質・美しさ」を見える化することで、お客様に「信用・信頼」される環境を構築。ショールームを活かした営業活動により、新規顧客の獲得に成功。お客の信頼だけではなく、従業員の意識向上にも寄与した。
審査員特別賞では、佐川急便の関東支店・北関東支店が、営業所独自の取り組みとして、女性目線で作成したオリジナル依頼書の活用や、これまで営業課が行っていた顧客への金額交渉をカスタマーサービス課が実施。
スピーディかつきめ細やかな対応が高く評価され、売上拡大に貢献。カスタマーサービス課と営業課が連携することで信頼関係が深まり、職場の活性化にも寄与した。
わくわくアワードは、女性活躍推進に向けたグループ横断の「わくわくウィメンズプロジェクト」を2011年10月にスタートし、女性活躍を推進する組織風土の醸成や重要性を広く普及する目的で2013年度より実施している。
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