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JR貨物/2017年度第1四半期の輸送動向、コンテナ貨物3.6%増

2017年07月12日/調査・統計

JR貨物は7月12日、2017年度第1四半期の輸送動向を発表し、コンテナ貨物は543万1000トン(前年対比3.6%増)、車扱191万7000トン(2.6%増)だった。

4月上旬に発生した東北地区での強風、6月下旬に発生した広島地区での大雨等の影響により、高速貨102本が運休となった(前年同期は、高速貨 222本が運休)。

コンテナでは、引続き新車販売台数が堅調なことから、自動車部品が好調に推移したほか、積合せ貨物もトラックドライバー不足を背景に、鉄道へのシフトが進み順調な発送となった。

また、食料工業品では関西地区から北陸地区へのビール輸送、新潟地区から関西地区への菓子輸送が増送となり、化学薬品、化学工業品も堅調な発送となった。

一方、紙・パルプが印刷紙・コート紙の需要減少に加え、一部工場の定期修繕の時期変更等も影響し、大幅な減送となった。コンテナ全体では前年比 3.6%増となった。

車扱は、石油が配送圏見直しにより鉄道へのシフトが進んだことから、好調な発送となり、車扱全体では前年比2.6%増となった。

コンテナ・車扱の合計では、前年比3.4%増となった。

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