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商船三井/4~6月の売上高12.0%増、当期利益52億円

2017年07月31日/決算

商船三井が7月31日に発表した2018年3月期第1四半期決算によると、売上高4032億8400万円(前年同期比12.0%増)、営業利益11億4700万円(前期は35億7300万円の営業損失)、経常利益58億8500万円(702.6%増)、当期利益52億5100万円(274.7%増)となった。

海運市況のうち、ドライバルク船市況は、東豪州で発生したサイクロンの影響長期化、ブラジル積貨物の低迷などの影響もあったが、堅調な石炭需要、及び南米東岸穀物貨が市況を下支えし、底堅く推移した。

原油船市況は、長距離の輸送となる西アフリカからのカーゴ増により、一時的に船腹需給が引き締まったものの、春先からの不需要期とOPEC加盟国の減産の浸透を背景に低調に推移した。

コンテナ船市況については、北米航路において、堅調な米国経済に支えられアジア出し荷動きは過去最高を記録し、欧州航路においてもアジア出し荷動きが堅調に推移した。好調な荷動き需要を受けて、スポット運賃市況は前年同期と比べ大きく改善し、年間契約運賃も概ね上昇して更改された。

通期は、売上高1兆6150億円(14.9%増)、営業利益180億円(603.6%増)、経常利益250億円(1.7%減)、当期利益120億円(128.3%増)の見通し。

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