郵船ロジスティクスは8月23日、中国法人のYusen Logistics (China)が、上海浦東空港内同社倉庫にフォワーダー初の昇降機能付きULD(航空貨物用輸送パレット・コンテナ)専用ワークステーションを設置し、7月10日からオペレーションを開始したと発表した。
以前はULDの取り降ろし作業は、脚立などを使った高所作業が必要となり、時間を要していたが、今回、昇降機能付きULD専用ワークステーションを設置し、7月10日から輸入貨物のオペレーションを開始した。
トラックに積載されたULDパレットの取り降ろしスペースやULDから貨物の取り降ろし作業スペースにはそれぞれ安全柵を設置し、トラックやフォークリフトの操作ミスによる貨物ダメージを未然に防ぐ。
従来ULDパレットの移動はフォークリフトを使っていたが、倉庫内はローラー付きのプラットフォームで移動させることが可能となり、作業効率が向上した。
このワークステーションを活用することで、高所作業が不要となり、安全性の高い作業を行うことで、迅速かつスムーズな貨物取り扱いによるトータル品質向上を図る。
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