アイコムとナビタイムジャパンは8月23日、10月2日よりアイコムのIPトランシーバーで、動態管理サービスを提供開始すると発表した。
サービスは、IPトランシーバーで取得したGPS情報や無線機の状態(電源ON/OFFや電波強度等)などを、IP無線の通信網を利用してクラウドに集約することで、リアルタイムの位置情報や作業者のステータス、移動履歴を、PC やスマートフォンのWebサイト上で確認できる。
管理者は、IPトランシーバー利用者の位置やステータス等を1つの画面上で把握できる。また、利用者同士でお互いの位置やステータスをスマートフォン上などでも把握できるため、作業のヘルプに行く、手の空いている人にヘルプをお願いする、などが可能になる。
動態管理だけでなく、例えば、路線バスにIPトランシーバーを搭載し、バス利用者にバスの現在地を知らせるなどの新たなサービス提供も可能になる。
今後は、IPトランシーバー利用者のいる場所までのナビゲーションなど移動に関するサポート機能や、IPトランシーバーならではの各種車載ハードウェア機器との有線接続による連携機能などのサービス拡張を検討している。
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