商船三井と丸紅は11月28日、モスクワでロシア民間最大のガス生産販売会社ノバテク社と、カムチャッカ半島沖合いで新設するLNG積替え基地の事業化調査を共同で行うことを目的とした覚書を締結したと発表した。
対象となるLNG積替え基地は、ノバテク社が推進するロシア北極圏LNGプロジェクトで生産されるLNGを、洋上で砕氷LNG船から標準的なLNG船に積み替える為の設備。
実現により、北極圏からアジア太平洋地域へのLNG供給の自由度が高まることが期待される。
商船三井と丸紅は、日露の友好関係に寄与すると共に日本を含むアジア太平洋地域へのLNG安定供給に貢献していく。
■ノバテク社の概要
社名：PAO NOVATEK
設立：1994年
所在地：22 A, Pobedy street, Tarko-Sale, Yamalo-Nenets Autonomous District, 629850, Russia
事業内容：天然ガス・液体炭化水素の探鉱、生産、精製、販売事業
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