新日鉄住金エンジニアリングは12月7日、埼玉県越谷市に新日鉄興和不動産より受注した大型物流施設「LOGI FRONT越谷Iの建設工事に着手したと発表した。
施設は、鉄骨造地上4階建ての制振構造、延床面積は約6万6000m2、鉄骨重量は約7000トンで、竣工は2019年2月を予定している。
建設場所は東京都心から25km圏内でICからのアクセスも良く、さまざまな物流ニーズへの対応を目指すこの施設にとっては最適な立地となっている。
独自の構造設計ノウハウを活かし、地震エネルギー吸収能力の高い製制振用ダンパー「アンボンドブレース」を約150本配置することにより、繰り返しの地震に対し構造体の損傷を少なくし、耐震構造に比べ、より地震時の安全性が高いワンランク上の制振構造を実現している。
■概要
所在地:埼玉県越谷市大字西方3076-1
建物構造:鉄骨造、4階建て
敷地面積:2万7021m2
延床面積:6万6000m2
交通:JR 武蔵野線南越谷駅より徒歩 17 分
東武スカイツリー線新越谷駅より徒歩17分
東京外環自動車道草加ICから約6km
東北自動車道浦和IC から約 10km
設計・監理:フクダ・アンド・パートナーズ
竣工予定:2019年2月