日本通運は2月19日、インドネシアの現地法人NEXロジスティクスインドネシアが、1月24日、西ジャワ州ブカシ県にあるゴーベル工業団地で新倉庫建設に着手したと発表した。
開業予定は2019年3月。
NEXロジスティクスインドネシアでは、同地域での航空・海運フォワーディング、国内販売物流、製造物流(ジャストインタイム納品)、冷凍・冷蔵保管や定温輸送など物流全般の顧客ニーズに応えるため、拠点の新設を決定したもの。
ゴーベル工業団地は、今後さらなる成長が期待されるジャカルタ中心部に隣接し、主要港であるタンジュンプリオク港、スカルノ・ハッタ国際空港に近く、アクセスが優位な立地。
近年、インドネシアでは経済発展に伴い、購買力のある中間層による耐久消費財の活発な国内消費が期待されており、ジャカルタ都市部における販売網の強化が求められている。顧客の販路もジャワ島都市部に加え、島嶼部への強化が本格化している。
また、インドネシアでの製造業は、海外向け半製品・完成品生産へのシフトがさらに進むと見込まれている。
■新倉庫の概要
住所:Gobel Industrial Estate Jl.Teuku Umar km44
Cibitung, Bekasi, 17520, Indonesia
構造:鉄骨・鉄筋コンクリート造 平屋、一部2階建て
敷地面積:7万9143m2
延床面積:4万8480m2
(内訳)
倉庫面積 4万5800m2(冷凍200m2、冷蔵800m2、定温1800m2含む)
事務所 950m2(2階事務所含む)
庇部分他 1730m2
主要設備:高床ホーム、両面接車バース、24時間警備