国際協力機構(JICA)は3月9日、キューバ事務所を開設したと発表した。
キューバ事務所の開設を契機にエネルギーと運輸交通等の新たな分野への事業展開に加え、現在実施中の案件についても、より一層、効果的・効率的な事業の実施に繋げていく。
JICAは、1960年の研修員受入からキューバへの経済協力を開始した。
これまでは主にキューバの食料自給率向上のため、農業分野において米の増産等の支援を行うとともに、首都ハバナを中心に環境保全・気候変動に関し協力してきた。
近年の二国間の関係強化を受け、保健医療分野の協力を開始している。