伊藤忠ロジスティクスは3月19日、メキシコ法人のILCMロジスティクスメキシコ(ILCMメキシコ)が、メキシコシティ空港に続き、メキシコ第2の都市であるグアダラハラ向けの航空輸送についてプレビオ回避サービスを4月より開始すると発表した。
ILCMメキシコは、2013年5月の営業開始より海上輸送を中心に不安定な通関リードタイムの原因となっているプレビオを回避するサービスを提供してきた。
需要の多い航空貨物についても2016年4月からメキシコシティ空港に限定してオペレーションを開始、この際に航空運送に適した梱包仕様を提案、乱雑なハンドリングによる貨物のダメージ回避も実現している。
グアダラハラは、自動車関連企業が集積している中央高原地帯へのゲートウェイとして通関需要も高く、また、近年メキシコへの乗り入れを航空会社が増便している背景もあり、さらなる顧客ニーズへの対応が可能になる。