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新日鉄興和不動産/品川港南エリアで自律走行宅配ロボットの実証実験

2018年03月19日/IT・機器

新日鉄興和不動産は3月19日、品川区港南2丁目の「品川インターシティ」で、電通国際情報サービス等が実施する自律走行宅配ロボットと遠隔コミュニケーションデバイスを組み合わせた実証実験に参画すると発表した。

<自律走行宅配ロボット(イメージ)>
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自動宅配ロボットが人と共生するために必要な、想定外の事象への対処能力等の実証実験を行い、人の流れや建物・交通に関連する設備等、自律走行ロボットが乗り越えるべき障壁が多数存在する都市での“ラストワンマイル”の解決を目指す。

高齢化の進展や生産年齢人口の減少による人材不足への懸念等から、企業は生産性向上や人材確保のため、働き方改革への取り組みを進めている。

働く場であるオフィスは、ICTツールの進化や様々な働く場の供給により、これまでの固定的なオフィスから柔軟性をもったオフィスへと大きな変革期を迎えており、今後のAIやロボット技術の発展によりその流れは更に加速すると言われていることによる。

なお、品川港南エリアは、1998年に新日鉄興和不動産が開発した「品川インターシティ」開業後オフィスの集積が進み、世界有数の企業が集積するエリアとなった。

品川エリアでは、2020年の山手線新駅の開業、2027年の品川駅を始点とするリニア新幹線の開業も予定しており、品川は東京の玄関口として大きな注目を集めるエリアとなっている。

■実験概要
内容:宅配ロボットと遠隔コミュニケーションデバイスを用いた
   拠点間の物品配送時における IoA の実装検証
会場:品川インターシティ ~ 品川グランドコモンズ ~ 京王品川ビル間の通路
日時:3月20日(火)、22 日(木)、23 日(金)の各日 15:00~16:00に走行
主催:電通国際情報サービス(デバイス共同開発:東京大学暦本研究室)
協力:新日鉄興和不動産、品川グランドコモンズ、京王電鉄
技術協力:ZMP、日本マイクロソフト

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