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セブン‐イレブン/店舗・総菜工場の使用済み食用油、配送車両の燃料に

2018年03月23日/IT・機器

セブン‐イレブン・ジャパンは3月23日、愛媛県県内のセブン‐イレブン店舗へ配送する米飯・チルド全ての配送車両の燃料としてバイオディーゼル燃料(以下:BDF)を使用する実証実験を開始した。

<バイオディーゼル燃料 実証実験>
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実証実験に用いるBDFは、愛媛県内の家庭から回収された「使用済み天ぷら油」に加え、セブン‐イレブンの店内で揚げ物惣菜を調理した後の食用油、セブン‐イレブンの弁当や惣菜を製造する専用工場で使用した食用油を原料にしている。

これにより、使用するBDFは月間2万リットルを予定しており、配送によるCO2の排出削減量は月間約2590kg-CO2を見込んでいる。

実験では、ダイキアクシスがセブン‐イレブンと専用工場からの使用済み食用油を回収し、BDFを精製配送車輌へBDFを給油し、エスアイシステムがBDFを燃料とし、セブン‐イレブン各店舗へ米飯・チルド商品を配送する。

なお、いすゞ自動車はBDF使用車輌のメンテナンスを担当する。

愛媛県が取り組んでいる地域のバイオマス資源「使用済み天ぷら油」を原料としたBDFを利用する取り組みに賛同したもの。

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