テスホールディングス(HD)の子会社テス・エンジニアリングは8月7日、日本GLPが運営する物流施設4か所に太陽光発電システムを納入したと明らかにした。
太陽光発電システムは「GLP大阪」「GLP上尾」「GLP狭山日高III」「GLP岡山総社III」の4か所に設置され、発電した電気はそれぞれ自家消費される。
このうち「GLP岡山総社III」については、2022年に設置したシステムからの追加になり、発電した電気は隣接する「GLP岡山総社I」に供給される。
日本GLPはカーボンニュートラルに向けた取り組みの一環で、物流施設への太陽光発電システムの導入を進めている。またテスグループがこれまで日本GLPの施設に設置した太陽光発電システムは63か所となり、「脱炭素のリーディングカンパニーを目指す」としている。
■設備概要
<GLP大阪ソーラー発電所>
所在地:大阪市住之江区
システム内容:発電容量1122.88kW(Jinko Solar製 580W×1936枚)、モジュール種別 単結晶
年間想定発電量:約127万kWh/年(年間電力需要量の約31%をまかなう予定)
年間想定CO2削減量:約544t-CO2/年
納入時期:2024年2月
<GLP上尾ソーラー発電所>
所在地:埼玉県上尾市
システム内容:発電容量1138.50kW(Jinko Solar製 575W×1980枚)、モジュール種別 単結晶
年間想定発電量:約120万kWh/年(年間電力需要量の約34%をまかなう予定)
年間想定CO2削減量:約517t-CO2/年
納入時期:2024年3月
<GLP狭山日高Ⅲソーラー発電所>
所在地:埼玉県日高市
システム内容:発電容量2676.96kW(Jinko Solar製 585W×4576枚)、モジュール種別 単結晶
年間想定発電量:約293万kWh/年
自家消費量約246万kWh/年(年間電力需要量の約35%をまかなう予定)
余剰電力量約47万kWh/年(FIP制度の売電)
年間想定CO2削減量:約1258t-CO2/年
納入時期:2024年3月
<GLP岡山総社Ⅲソーラー発電所>
所在地:岡山県総社市
システム内容:発電容量744.12kW(Jinko Solar製 585W×1272枚)、モジュール種別 単結晶
年間想定発電量:約86万kWh/年(年間電力需要量の約34%をまかなう予定)
年間想定CO2削減量:約368t-CO2/年
納入時期:2024年3月
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