カトーレックは4月11日、岡山県早島で4温度帯物流センターを建設すると発表した。
本格稼働は2019年8月を予定している。
冷凍・冷蔵・常温・定温の4温度帯すべてに対応できる物流センターを運営する。商品の保管入出庫・在庫管理検品・値付け・ピッキングも行う。
徹底した品質管理の下、自社の輸配送網を活用した各温度帯の共同配送を実現する。配送車両が配送ルートごとに、複数店舗を効率よく共同配送するため、物流のローコスト化に貢献する。
さらに、各店舗は一括して商品を受け入れできるため、業務の負担減が図れる。
建設地は、山陽自動車道と瀬戸中央自動車道の早島ICから約1㎞に位置している。
京阪神・四国・山陰の各エリアから約2時間でアクセス可能だ。国際貨物にも対応可能な、水島港国際コンテナターミナルと岡山空港にも近距離だ。
カトーレックは低温流通サービスで、東北・中部エリアに続く、中四国エリアの4温度帯物流センターの建設により、今後も付加価値のあるサプライチェーンの構築を進めていく。
■概要
名称:カトーレック岡山物流センター
所在地:岡山県都窪郡早島町大字早島字下野
構造:鉄骨造2階建(2階への大型車両の直接進入可)
敷地面積:1万5693m2
延床面積:1万5671m2
用途:冷凍・冷蔵・常温・定温
設備仕様
事務所:679m2
倉庫:冷凍2030m2、冷蔵2145m2、定温(15~20℃)2563m2、常温5357m2
トラックバース:31バース(内可動式ドックシェルター31バース)
ドックレベラー:2基 エレベーター:2基
低温自動ラック(1362底面)
デジタルアソートシステム(DAS)
監視設備:各異常監視センサー、温度センサー(データ蓄積型)
着工:2018年10月
竣工:2019年7月
稼働:2019年8月
センコー/福岡・北九州イオン店舗向け常温・低温商品物流業務を受託