商業用不動産のデータ分析事業を展開するestie(エスティ)は7月8日、プロロジスによる、物流倉庫の賃貸マーケット情報を網羅的に収集可能なサービス「estie 物流リサーチ」の導入事例を公開した。
プロロジスは、リーシング・開発・投資判断における意思決定の高度化を目的に、同サービスを導入。
これにより新規開発を検討する際に、エリアでの競合施設の分布や賃料傾向、需給バランスを的確に把握し、市場環境を可視化したうえで、よりスピーディで精度の高い意思決定につなげる狙いだ。
また投資判断の場面においても、需給バランスや賃料推移といった定量的な根拠に基づき、より精緻な検討が行えるという。
プロロジスでは今後、データドリブンな物流戦略を深化させるとともに、AIやシュミレーション技術の活用も視野に入れ、顧客との共創による開発プロセスの高度化に取り組むとしている。
CRE、estie/首都圏の物流不動産の賃料微増、空室率横ばい