マイナビが運営する農業総合情報サービス「マイナビ農業」は7月8日、持続可能な農業の実現に向けて、農業法人との協業を通じた農作物の全国流通体制の新モデル構築に着手したと発表した。
高齢化や人手不足などに加え、生産コスト高騰や気候変動など農業の複合的な課題に対し、産地連携・物流改革・人材育成を柱としたプロジェクトを展開する。
その第一弾として、ネギの生産・販売を行うねぎびとカンパニー（本社：山形県）と連携し、北海道産夏ネギの新たな全国供給体制を構築する。
＜新ブランド「雪の女王」を全国へ展開＞
プロジェクトでは新たなブランド「雪の女王」を開発。北海道から中四国・九州へ、空輸・チャーター便・小口配送を組み合わせた物流網を構築し、全国のスーパーマーケットで販売する。
またマイナビ農業の研修制度を活用し、次世代ネギ農家を全国で育成。北海道での圃場開発など地域と連携した大規模化を推進する。
マイナビ農業は今回のモデル事業を皮切りに、今後も全国の農業法人や地域と連携しながら、新たな流通モデルを推進していく。
