極東開発工業は7月8日、兵庫県三木市で建設を進めていた「新西部パーツセンター」が完成したと発表した。
部品供給体制のさらなる効率化とサービス品質の向上を目的として、西部パーツセンターを隣接地に移転拡張の上、中部パーツセンターを統合した。両センターの機能を集約することで約 1万5000 品目(予定)の部品を保管することが可能となり、より迅速かつ安定した部品供給体制を確立する。
新西部パーツセンターは自動倉庫棟・倉庫棟・事務所棟の3棟構造となっており、自動倉庫棟は高さ21m級のパレット自動倉庫(最大収容数:1502パレット・搬送クレーン台数:3台)と、高さ15m級のバケット自動倉庫(最大収容数:8184バケット・搬送クレーン台数:3台)の2種類の自動倉庫設備を導入して部品の収容効率化と搬送の自動化を図るほか、倉庫棟においては大物・長尺・重量部品の収容が可能な重量ラックと専用ラックフォークの導入に加え、各自動倉庫への搬入(入庫)ステーションを備え、作業効率のより一層の向上を実現する。
なお、屋根上には同社グループの部品販売・供給拠点として初めて太陽光パネル(227kW)を設置し、クリーンエネルギーの利用による CO2 排出量の削減をはじめとした環境への対応も図っている。
これにより特装車製品の部品供給体制を大幅に強化し、顧客のニーズに迅速に対応す
ることを可能とした。
■概要
名称:極東開発工業
西部パーツセンター / パーツセンター購買課
所在地:兵庫県三木市別所町巴 16 (三木工場公園内)
事業内容:特装車用部品の保管・販売、調達
面積 敷地面積:約4950m2 / 延床面積:約5965m2
建物概要:3棟構造:自動倉庫棟 + 倉庫棟 + 事務所棟(2階建)
TEL:0794-82-2974
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