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NSユナイテッド海運/3月期の売上高11.0%増、営業利益12.2%増

2018年04月27日/決算

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NSユナイテッド海運が4月27日に発表した2018年3月期決算によると、売上高1390億円(前年同期比11.0%増)、営業利益73億6100万円(12.2%増)、経常利益55億5500万円(20.6%増)、親会社株主に帰属する当期利益66億1300万円(99.1%増)となった。

外航海運事業の、ドライバルクは、全船型において解撤ペースはスローダウンしたものの、新造船の供給圧力の縮小や堅調な荷動きに支えられたことで、全体として市況は改善に向かった。

タンカーについては、高齢船の処分が進まないなか新造船の竣工が続いたため、VLCC(大型原油タンカー)・VLGC(大型LPG運搬船)ともに市況は低調に推移した。

内航海運事業のドライ貨物のうち、鉄鋼原料輸送は、石灰石専用船が台風等荒天の影響を受け低調に推移した。

一方で、その他の副原料輸送を主とする一般船やガット船(グラブ付自航運搬船)は、冬場の荒天影響を受けたものの、他国の輸出制限により国内鉱物の需要が高まったため、輸送量を伸ばした。

次期は、売上高1450億円(4.3%増)、営業利益65億円(11.7%減)、経常利益53億円(4.6%減)、親会社株主に帰属する当期利益74億円(11.9%増)を見込んでいる。

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