SGホールディングスは5月11日、2018年3月期決算発表を行い、日立物流との協創プロジェクトの取り組みを説明した。
<日立物流との協創プロジェクト事例「大型建造物における物流ソリューション」>
従来の活動テーマを5つの分野で説明。営業面での協業では、本社での大口営業・地域ごとの営業活動での協業、双方が得意とする商品のクロスセル(輸配送、重量機工、倉庫)としている。
国際フォワーディング分野では、日本発着フォワーディング、中国・東南アジアでの協業、クロスボーダートラック、スマートインポート、管内物流、佐川急便・日立物流グループ共同営業等を挙げている。
技術面での協業は、新技術、既存技術の応用、システム担当間の分科会を開催。
センターの共同化では一体型センター、次世代センターの検討を進めている。
周辺事業では、人材、自動車、不動産、工場移転で協業を促進しているという。
2019年3月期では、3つの取組を追加する。一つは地域協創ミーティングの開催。現場レベルの協業をさらに深堀りし、水平展開できる体制を整備する。
また、独断的フォワーディング事業を強化するとし、国・地域ごとの取組を拡張し、国・地域を跨いだ取組みを強化する。
さらに、物流周辺事業の自立的連携強化として、物流事業に付随する周辺事業の自律的な連携を強化するとしている。