日本光電は5月9日、埼玉県坂戸市に東日本物流センターを設立すると発表した。
群馬県富岡市、埼玉県鶴ヶ島市の物流センターを統合するもので、需要の拡大に対応するとともに、機器と消耗品の同梱出荷を実現し、物流費等のコスト削減を図る。
敷地2.1万m2、延床2.4万m2の規模で、今年6月に着工し、来年5月末竣工、夏以降、出荷業務を止めることなく順次移転する。
施設は、大和ハウス工業が開発する地上3階建ての日本光電専用物流センターを建設し、賃借する。
日本光電では、グローバル最適なサプライチェーンを構築し、生産性の向上と世界各国へのタイムリーな製品供給を目指しており、今回はその一環。
現在、物流センタは国内4か所(群馬県富岡市、埼玉県鶴ヶ島市、大阪府茨木市、福岡県福岡市)にあるが、事業成長に伴い、富岡と鶴ヶ島の物流センタにおいて出荷量と保管量を十分に確保できない状況になりつつあった。
■東日本物流センターの概要
所在地:埼玉県坂戸市西インター2-1-1、1-2
敷地面積:21,528m2、建築面積:9,040m2、延床面積:24,174m2
総投資額:約8億円