尾西食品は5月中旬、宮城県の宮城工場に新物流センターが稼働した。
アルファ米製品の生産拠点である宮城工場の隣接地に建設していたもので、延床面積は3684m2。
宮城工場は1995年に操業を開始した同社唯一の生産拠点だが、防災食需要の拡大と共に製品保管能力が不足し、非効率的な物流体制が課題となっていた。
物流センターの稼働により、保管スペースを集約化し、迅速正確な出荷が可能になると共に、物流センター内に新設する製品セットアップラインによって、詰め合わせセットなど多様化するニーズに対応強化する。
施設は、先進の資材を使用、風雪にも配慮し、品質を最優先した安心安全の追求のため、フードディフェンス対策や防虫/衛生対策に万全を期している。