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JR貨物/5月のコンテナ貨物輸送量3.0%増

2018年06月15日/調査・統計

日本貨物鉄道(JR貨物)が6月14日に発表した5月の輸送動向によると、コンテナ貨物の輸送実績は171万1000トン(前年同月比3.0%増)、車扱は59万7000トン(2.3%増)となった。

今月は、中旬に発生した秋田地区大雨の影響等により、高速貨14本が運休となった(前年は、高速貨2本が運休)。

コンテナは、積合せ貨物が関西地区発関東・九州地区向けといった中長距離帯での鉄道シフトが進展したほか、自動車部品が東海地区発をはじめ全国的に好調な荷動きとなった。

食料工業品は、中旬以降の気温上昇に伴って西日本地区での清涼飲料水の出荷が旺盛となったことに加え、農産品・青果物は北海道産・九州産とも連休明けから玉葱、馬鈴薯、生野菜の発送が増加したことから、前年を上回った。

一方、紙・パルプは国内需要減少に伴う販売不振や生産体制再編により、東北・新潟発で大幅な減送となった。

その結果、コンテナ全体では前年比 103.0%となった。

車扱は、石油が5月中旬頃まで原油価格が上昇し続けたことに伴って、駆け込み需要が発生し送り込みが増加した。

コンテナ・車扱の合計では、前年比2.8%増となった。

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