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米国/6月度のアジア主要10か国発のTEU実績9.7%増、16か月連続増

2018年07月11日/調査・統計

データマインは7月11日付で、米国海上コンテナ輸入の6月実績をまとめた。

<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較(12か月・3年間)2018年6月>
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アジア主要10か国・地域発のTEU(B/L・LoadingPort/母船積地ベース・実入り・FROB含)は、前年同月比9.7%増の142万TEUとなり、16か月連続プラスとなった。

アジア発米国向け主要品目(HS2桁、TEU)の前年比は、家具類(シェア18%) 13%増、機械類(シェア9%) 3%増, 電子電機(シェア7%) 7%増、プラスチック(シェア6%) 26%増、自動車関連(シェア5%) 116%増などいずれも増加で、主要10品目合計(シェア62%) は9.9%増となった。 

国・地域別では, アジア発1位の 中国発(シェア64%)は5.2%増、1-6月累計では 8.3%増だった。

2位の韓国発(シェア10%)は自国分5.5%増に中国発TS分34.2%増が加わり14.9%増 (累計13.6%増)だった。

3位台湾発(シェア5.4%)は10%増と14か月ぶりのプラス(累計7.2%減)だった。

4位ベトナム発(シェア4.5%)は9%増と16か月連続プラスで累計では22.4%増だった。

5位香港発(シェア4.2%)は7.5%減 (累計4.8%減)だった。

6位シンガポール発(シェア3.3%)は.9.5%増 (累計2%減)だった。

7位の日本発(シェア3.1%) (直航分)は0.2%増 (累計4.4%減)。日本発韓国TS分は34.8%増と10か月連続プラスで、神戸、横浜が1、2位だった。TS分を含めた日本発荷受地ベースは9%増の5.7万TEUだった。

8位インド発(シェア2.2%)は13.3%増 (累計11%増)だった。9位タイ発(シェア1.9%)は26か月連続プラスで6.1%増(累計14.2%増)。10位 マレーシア発(シェア1.1%)は11か月連続プラスの4.8%増(累計27.8%増)だった。

アジア発に対する米国10港の動きは西岸5港(シェア62%)が5%増、東岸・ガルフ5港(シェア32%)は17.8%増と西岸5港の伸びを大きく上回った。

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