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若松梱包運輸倉庫/石川県に共配センター稼働、F-LINEと協力で物効法の認定施設に

2025年07月11日/物流施設

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大和ハウスグループの若松梱包運輸倉庫は、石川県白山市に「本社第二共配センター」を完成、7月1日から本格稼働した。

同センターは、荷主である F-LINEと2社で国土交通省の物流総合効率化法に基づく支援制度に申請し、認定を受けたもの。2社は協力体制のもと、環境に配慮した効率的な物流事業を展開する。

<「本社第二共配センター」外観>
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同社はこれまで、通過型センター(TC)の運営を主力事業としてきたが、地方都市への輸送については積載率の低下が課題となっていた。

また、トラックドライバーの働き方改革や、頻発する豪雨や雪害、地震も含めたBCP対策も求められていることから、近年、在庫型センター(DC)の構築を図っている。その一つとして開発したのが、冷凍・冷蔵保管にも対応する「本社第二共配センター」だ。

同社は、DCを持つことで物流量の変動に対応するとともに、輸送効率の向上によりドライバーなどの労働時間削減に繋げ、強靭でサステナブルな経営の実現を目指している。

<本社第二共配センター新設に伴い輸送網を集約>
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このほど本格稼働した共配センターは、自動保管装置と倉庫管理システム(WMS)による在庫管理機能を備えており、温度管理が必要な商品の保管容量が大幅に増加するとともに、高い作業効率性を合わせ持った倉庫となる。

また、太陽光発電システムの設置や、冷凍設備への自然冷媒(アンモニア/CO2)の採用など、環境に配慮した物流施設として開発しており、「BELS」最高ランクを獲得、「ZEB」認証も取得した。

今後さらにF-LINEとの協力し、輸配送を含めた業務の効率化を図ることで、CO2排出削減に繋げる方針だ。

■倉庫概要
住所:石川県白山市宮永町2375番地
敷地面積:1万7043.45m2(5155.64坪)
建物構造:鉄骨造3階建
建築面積:7006m2(2119.32坪)
延床面積:1万3982.50m2(4229.71坪)
機械装置
 種目:冷凍加工食品を保管する自動倉庫
 保管数量:7644PL(棚高 150cm)
 設備仕様:ドックシェルター:大型6基、中型11基 計17基
 空調設備:冷蔵庫、冷凍庫、自動ラック倉庫、事務所
 温度管理:集中温度管理システム
 垂直搬送機:2基
 貨物用エレベーター:1基

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