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日本GLP/神戸市に3.2万m2のマルチテナント型物流施設開発

2018年07月30日/物流施設

日本GLPは7月30日、兵庫県神戸市で延床面積約3万2000m2のマルチテナント型物流施設「GLP六甲III」の開発を行うと発表した。

<GLP六甲III 完成イメージ>
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総開発コストは約60億円で、2018年9月に着工予定、2019年9月に竣工予定。

「GLP六甲III」は、地上4階建てで、最大3社が入居可能となっており、3分割した1階部分と併せてそれぞれ2~4階部分をワンフロアずつ利用することで2層使いが可能。

汎用性の高い施設設計により、入居企業の細かなニーズにも柔軟に対応していく。

特に1階は内柱を鉄筋コンクリート造、梁を鉄骨造としたハイブリッド工法を採用し、ブレースがなく、機能性向上と自由度の高いプランニングが可能な施設となっている。加えて大型シーリングファン「ビッグアスファン(Big Ass Fans)」の設置など快適性の高い労働環境も提供する。

「GLP六甲III」は、阪神間湾岸部の六甲アイランドで、兵庫県CGハザードマップで災害の際、浸水しない想定の立地に建設予定で、神戸港に隣接、大阪と神戸へのアクセスが可能な阪神高速道路5号湾岸線六甲アイランド北ICから約2.7kmに位置する。

阪神高速道路湾岸線の西伸部(六甲アイランド北~駒栄)の整備が決定しており、今後さらなる利便性の向上が見込めるエリア。加えて六甲ライナーマリンパーク駅より徒歩圏内で、沿線に複数の住宅地があることから雇用の点からも優位な立地と言える。

日本GLPは六甲アイランド内で「GLP六甲」「GLP六甲II」の運営実績があり、いずれも100%の稼働率を維持している。

日本GLPの帖佐義之社長は、「『GLP六甲III』は、神戸港に隣接し、神戸市内、関西全域双方の配送向け物流拠点として好立地。加えて日本GLPにとっては近隣で運営する2施設の実績からマーケットを熟知したエリアでもある。それらの経験を踏まえ、汎用性が高く、幅広い業種の物流オペレーションに対応出来るセミ・オーダー型とも言える施設作りを目指し、企業に最適な物流ソリューションを提供していく」と述べている。

■施設概要
施設名:GLP六甲III
所在地:兵庫県神戸市東灘区
敷地面積:約1万6000m2
延床面積:約3万2000m2
構造:耐震・鉄骨造
着工:2018年9月(予定)
竣工:2019年9月(予定)

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