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フェデックス/学生ビジネスアイデアコンテストの最終審査会

2018年08月29日/CSR

フェデックスエクスプレスとジュニア・アチーブメント日本は8月26日、学生のビジネス・リーダーシップスキルを育成するビジネスアイデアコンテスト「アジア・イノベーション・チャレンジ(AIC)」の最終審査会をフェデックスの幕張オフィスで行った。

<プログラムに参加した生徒とボランティア社員>
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審査会では日本とシンガポールの高校性(各国2人、合計4名1チーム)で構成されたチームが共同で、ASEAN諸国のミャンマー、タイ、ブルネイのうち1か国をターゲット市場として選び、その国の社会問題の解決または改善に寄与する商品やサービスを考案し発表した。

優勝は西山知樹さん、佐々木健太さん(日本)、FellyFebryanaSalimさん、HeidiLeeさん(シンガポール)のチームで、ビジネスモデルはブルネイ市場に向けたデング熱対策を施したイスラム教徒の女性用のスカーフと衣装の販売。

準優勝はオリビアグライナーさん、荒川真帆さん(日本)、Chloeさん、YingHuiさん(シンガポール)のチームで、ビジネスモデルはタイでの性犯罪率の減少をサポートする教育ビジネス。

3位は本村夏子さん、吉森和(なごみ)さん(日本)、MuhdRidhwanBinAzmanさん、YusufRais さん(シンガポール)のチームで、ビジネスモデルはミャンマーに向けたリハビリ機材を提供するビジネス。

プログラムに参加したチームの学生は「海外の学生と共同作業は初めての経験だった。シンガポールの生徒とは対面ではなく、SNSやコミュニケーションアプリを駆使しながらコミュニケーションをとり、プレゼンテーションを仕上げた。文化や国民性の違いがあり、コミュニケーションが上手く取れないことがあったが、このプログラムで様々な刺激を受けて成長に繋げられたと思う」と感想を述べた。

AICは、異なる文化圏の学生と一つの課題に取り組む経験を通して、グローバルに活躍する人材に求められる資質の重要性を理解し、また今後の学生生活でさらにそれについて学ぶ意欲を持つことを目的とするもの。

今年で4回目の開催となり、くじ引きで組み合わせた4名から構成される23チーム、合計92人の日本、シンガポールの高校生が参加した。

コンテストでは、海外の学生と共同で課題に取り組むことで、英語力、背景や文化が異なる人とのコミュニケーション能力、情報収集能力、分析能力、発想力、プレゼンテーション能力など、グローバル人材に求められる資質を経験する。

フェデックスの従業員4人がメンターとして参加し、海外にいるチームメンバーとの効果的なコミュニケーションの取り方や、資料のまとめ方などをアドバイスし、学生たちの質問に答え、活動をサポートした。

同社はジュニア・アチーブメント日本とともに、日本の学生を対象としたサポート通じ、グローバルな人材、起業家精神育成の支援を続けている。

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