日本パレットレンタル（JPR）は9月3日、流通業界の全ての紙伝票を電子化することで、業務効率向上・流通構造全体の標準化への貢献を目的に新会社、「TSUNAGUTE（つなぐて）」を設立したと発表した。
新会社は、JPRが4月にリリースしたパレット伝票電子化サービスの技術を、物流容器、流通業界全体の紙伝票の電子化と運用合理化に活用する。既に商品伝票運用の合理化、物流データの活用・高度化などに取組む企業と団体などとも、広く連携していく独立事業体として活動する。
なお、会社設立のビジョンは「紙伝票を電子化することで『見える・つながる』サプライチェーンを実現します」。
TSUNAGUTE社は、物流容器伝票、商品伝票など、全ての紙伝票の電子化に取り組み、企業間をつなぐデータ活用を推進する。それらデータの全体最適運用のための、標準化・共用化サービスを提供し、流通業界の「見える・つながる」サプライチェーンを実現させることを設立意図としている。
■新会社概要
法人名：TSUNAGUTE
設立日：2018年9月3日
資本金：1億円
設立目的：
流通業界に対し紙伝票の電子化による効率的業務運用の推進を行うこと
電子伝票規格を流通構造全体に対して創出すること
事業内容：
商品伝票データ一括管理サービスの提供
商品伝票ペーパレスサービスの提供
輸配送データ連携サービスの提供
https://www.tsunagute.jp
