グンゼは9月7日、プラスチックカンパニーが販売するナイロンフィルムについて、9月26日出荷分より価格改定すると発表した。
ナイロン、ポリエステルの主原料をはじめ原料価格は高騰した状態を維持しており、また、世界的にもナイロンフィルムの需要が旺盛であり、かつ需給バランスも締まった環境にある。
グンゼは、生産合理化など自助努力によるコスト吸収を進めているが、物流費、電力含め燃料費等の諸経費も同時に上昇する状況にあることから、価格改定を行うもの。
対象製品はグンゼナイロンフィルム(ヘプタックス)各種タイプ全般で、価格改定幅は300円/連(15μm換算)、改定時期は9月26日出荷分より。