プレナスは9月26日、グループ会社のプレナスフーズが埼玉県北葛飾郡杉戸町の食品工場拠点CENTOS(セントス)で新食品総合工場を竣工し、10月1日から本稼働すると発表した。
新食品総合工場には80億円を投資。延床面積8500m2、年産能力3万トンと、プレナスグループ最大の食品工場で、最新の効率的な生産システムを導入しており、幅広い基幹商品の内製化を目指す。
既存の精米工場、食肉加工工場、調味料製造工場と同様、CENTOS内の物流センターに隣接することで、原料・製品・配送の流れを最大限に効率化し、これまで以上に競争力の高い商品の供給を可能にした。
これにより、「ほっともっと」や「やよい軒」の更なる付加価値の高い商品提供を支えていく。
プレナスでは8月末時点で、持ち帰り弁当の「ほっともっと」と、定食レストランの「やよい軒」を3113店舗展開している。
今後は、さらなる内製化の拡充に向け、中国山東省にある水産加工業の「威海東源食品」へ出資し、水産加工工場をグループ内に取り込むことで、さらなる付加価値商品を提供していく。
■新工場の概要
名称:プレナスフーズCENTOS食品総合工場
所在地:埼玉県北葛飾郡杉戸町大字深輪398-12
延床面積:8498m2(2階建て)
生産品目:牛・豚肉スライス、とんかつ、チキン南蛮など
生産能力:年間3万トン
供給エリア:全国