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パイオニア/クラウド型運行管理サービスをアップデート

2018年10月10日/IT・機器

パイオニアは10月10日、業務用車載端末を通信回線でサーバーと接続し、車両の動態管理や危険運転の通知・分析など高度な運行管理・支援を行えるクラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」を11月下旬(予定)にアップデートすると発表した。

<通信ドライブレコーダーとスマートフォン/タブレットの連携イメージ>
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乗車する車両に取付けた通信ドライブレコーダー「TMX-DM02-VA」と、所持するスマートフォン/タブレットの双方のデータを1人のドライバーに紐づけし、クラウド上で統合・管理できるようになる。

これにより、映像を活用した安全運転管理はドライブレコーダーを、コースの指示や動態の入力などはスマートフォン/タブレットを用いるなど、それぞれの端末の特長を生かした高度な運行管理・支援が可能になる。

<共用車でもドライバーごとの運行管理が可能>
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具体的には、「コース業務管理」アプリがインストールされたスマートフォン/タブレットで、通信ドライブレコーダーを搭載した車両を移動手段に選択すると、ドライバーと車両が紐づけされるため、共用車でもドライバーごとの運行管理が可能になる。

<シンプルな運用で事故低減>
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また、通信ドライブレコーダーがアップロードした事故などの動画をリアルタイムにパソコンで確認することができるほか、急加減速などの危険挙動を通信ドライブレコーダーが検知した場合、ドライバー名や日時、車両が記載された通知メールと動画が管理者へ送信されるため、管理者は管理者は事前指導と事後指導のシンプルな運用方法で、安全運転対策を継続的に行えるようになる。

そのほか、管理者がパソコン画面上で作成した巡回コースをドライバーのスマートフォン/タブレットへ送信することで、ドライバーによる巡回業務を効率化できる。

さらに、走行ログデータやスマートフォン/タブレットでドライバーが入力した動態などをもとに、日報を自動的に作成できるほか、位置や状況を地図上でリアルタイムに把握でき、車から徒歩に移動手段が変わっても切れ目のない一元管理が可能になる。

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