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メルカリ、ヤマト/オープン型宅配便ロッカーからメルカリ発送可能に

2018年11月21日/IT・機器

メルカリとヤマト運輸は11月21日、両社が連携して提供するフリマアプリ「メルカリ」の配送サービス「らくらくメルカリ便」の発送を、全国約3200か所のオープン型宅配便ロッカー「PUDO(プドー)ステーション(PUDO)」で、受付開始した。

<メルカリの受付を開始したPUDO>
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新たにPUDOからの発送に対応することで、24時間365日発送可能な窓口が増え、ロッカーならではの人の手を介さない荷物の発送が可能となり、より幅広い顧客のニーズに応えることができる。

PUDOでの発送方法は、「出品する際の配送方法に「らくらくメルカリ便」を選択し、発送方法として宅配便ロッカーPUDOを選択する」、「取引成立後、出品者がPUDOに荷物を持ち込む」、「メルカリ上で2次元コードを発行し、PUDOの操作画面の指示に従って、操作を進める」、「ロッカーに荷物を入れて、画面の確認ボタンをタッチして終了する」となる。

<PUDOでの発送方法>
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取り扱い可能なサイズは、「らくらくメルカリ便」で発送できるネコポス、宅急便コンパクト、宅急便60~140サイズが対象になる。

発送可能な「PUDO」は駅、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストア、駐車場、駐輪場、公共施設など、全国約3200か所に設置している。

なお、メルカリとヤマト運輸は、2015年4月より、メルカリ独自の配送サービス「らくらくメルカリ便」を開始した。フリマアプリを利用する際の配送にかかる手間を大幅に解消できることに加え、C2C初となる個人情報を開示せずに安心に取引ができる匿名配送や、セブン-イレブン、ファミリーマートなど全国のコンビニからの発送に対応するなど、安全で利便性の高い配送サービスで、顧客から好評を得ているという。

一方で、「メルカリ」は月間利用者数が1000万人を超え、月間流通額も300億円を超えるなど成長を遂げていることから、多くの顧客からさらなる発送窓口の拡大を望む声があったという。

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