佐川急便は11月30日、日本物流団体連合会主催「第5回モーダルシフト最優良事業者賞」有効活用部門で「モーダルシフト取り組み優良事業者賞」を受賞したと発表した。
<概要図>
<表彰式の様子>
受賞した取り組みは、愛知県~岩手県の宅配便幹線輸送をトヨタ輸送が運行する TOYOTA LONGPASS EXPRESS を活用した異業種共同によるモーダルシフトで2017年11月より運用開始したもの。これによりトラック輸送にかかるドライバーの運行時間約1685時間/年間が省力化され、CO2排出量約83.5トン/年間が削減される。
トヨタ輸送がかねてから行っていた愛知県~岩手県間の自動車部品の輸送について、専用列車の空きスペースを佐川急便が活用することによって、輸送効率の向上を図りつつ、積載率の向上、ドライバーの省力化を同時に実現したことが今回の受賞に繋がったとしている。
佐川急便では、今後も環境、経済、社会の統合的向上を目指して積極的に取り組むとしている。