アスクルは12月3日、子会社のASKUL LOGISTに所属する配送ドライバーの労働環境整備とパフォーマンス向上を目的とし、さらなるプロフェッショナル化を追求するプロジェクト「つなぐ アスリート宣言!」を開始した。
荷物を「確実に、丁寧に、誠実に」届けるドライバーを「配送のアスリート」として捉え、プロフェッショナルとして毎日のベストコンディションを保てるサポート策を推進する。
第一弾として、東京・大阪で配送に従事する配送ドライバーのユニフォームを「アスリート仕様」に刷新する。新ユニフォームは、開発にデサントジャパンが全面協力しており、同社の知見とノウハウに加え、配送ドライバーへのヒアリングを行い、現場の声をアイテム別に細やかに取り入れた。
具体的には、雨の日も暑い日も頭を守るキャップと、足の運びを支えるシューズをアイテムに追加し、全身のコンディションを1年中ベストに保つユニフォームセットになっているほか、配送中の動きやすさにこだわり、伸縮性、吸汗速乾に優れ、けが予防や疲労軽減につながるなど、アイテムごとに必要な機能を高めた素材とパターンで設計を施した。
また、インターフォンごしでもわかりやすい位置にロゴを配置したり、夜の配達時の危険性を考慮して明るめのカラーを配色するなど、動きやすさ以外にも安心・安全を考慮したデザインを施しており、配送ドライバーと荷物の受け取り手の双方に配慮がなされている。
今後、このプロジェクトでは配送ドライバーのコンディションをよりベストの状態に保てるよう、骨格診断を用いたストレッチ方法やライフスタイルのアドバイスを行うとともに、追加アイテムの提案も行う予定だ。
アスクル/バリューチェーン全体の脱炭素化推進モデル事業に参加