日本パレットレンタル(JPR)は12月6日、レンタルパレットの貸出し・返却拠点の1つである兵庫県加東市の東条デポを拡張オープンしたと発表した。
<竣工した東条デポ新建屋(第2工場)>
竣工した東条デポ新建屋(第2工場)は旧建屋のある東条デポの敷地内に建設。省人化設備の導入を行い、作業員を増加させることなく、従来比2.5倍の生産能力を実現した。
<無人フォークリフトを投入>
<大型パレット洗浄機を導入>
<RFタグ付きおよび洗浄証明付きパレットの出荷を実現>
拡張した新エリアは、労働力不足に対応した省人化オペレーションを実現。デポ内では無人フォークリフト7台が稼働。洗浄機へのパレット投入や、洗浄済みパレットの搬送を無人化した。
また、1台あたり250枚/1H以上の処理速度と速乾能力を備えた洗浄機を2台新たに導入したことにより、生産能力を大幅に拡大した。
さらに、洗浄ライン上に、RFタグが貼られていない、または貼られているが機能していないパレットを選別するシステムを導入。洗浄の履歴をRFタグに記録付けるシステムもライン上に導入した。
<屋内入出庫バース>
<大型シーリングファンを導入>
そのほか、屋内入出庫バースにより雨天でも濡れることなく積み降しが可能となった。デポ内に大型シーリングファンを導入し庫内の労働環境改善と結露も防止している。
■概要
名称:JPR東条デポ 新建屋(第2工場)
住所:兵庫県加東市南山6-9-3
拡張オープン日:2018年12月1日
延床面積:9485.89m2
旧建屋(第1工場)は5166.4m2