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JDAソフトウェア/サプライチェーン上の混乱を予測・防止する機能を提供

2018年12月12日/IT・機器

JDAソフトウェアは12月12日、主力の最先端テクノロジーであるJDA Luminate Control Towerを正式リリースし、提供を開始したと発表した。

JDA Luminate Control Towerはエンドツーエンドの危機管理センターとしての役割を果たすSaaSソリューションで、企業はサプライチェーン全体および拡張されたサードパーティー・デジタルエコシステムからのリアルタイム情報を可視化、解釈し、その情報に基づいて行動することができるようになる。

これにより、複数企業にまたがるサプライチェーン全体にわたって想定外のイベントを感知し、実際に発生した問題や潜在的な問題、需要の変化によって生じうる影響を特定し、機械学習(ML)ベースのガイダンスによって推奨される是正措置を処方・提示することが可能になる。

家電機器メーカーの Electrolux は、わずか5か月でJDA Luminate Control Towerを本稼動させた最初の顧客。Electroluxは、2019年を通して、このソリューションをグローバルに展開し、その強力な予測機能と処方的機能を全社規模で活用することを計画している。

JDA Luminate Control Towerは、流通業者、サプライヤ、パートナーを含むデジタルエコシステムから取り込まれる、社内外のデジタルシグナル (ソーシャルメディア、 ニュース、イベント、天候、IoTなど) を活用する、他に例を見ないソリューション。

企業は、デジタルエッジからデータフィードを取得し、分析することにより、消費マインドや供給の状態、需要に関する洞察、需要の変動に対する相関関係について理解を深めることができる。計画担当者は、これらの機能により、天候、交通、渋滞などのリアルタイムの最新情報に基づいて、輸配送の到着予定時刻(ETA)を予測し、ETAに基づいて正確な在庫状態を把握することができるようになる。

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