NEXCO東日本(NEXCO東日本)は2月12日、福島県双葉郡楢葉町で「ならはスマートIC」が3月21日に開通すると発表した。
ならはスマートICは、休憩施設接続型のETC専用ICとして「住民の生活環境や利便性の向上」、「観光来訪促進による地域経済活性化」、「救急医療活動の支援」が期待されている。
設置箇所は福島県双葉郡楢葉町大字大谷の常磐自動車道 広野IC~常磐富岡IC間(ならはPAへ接続)。
期待される整備効果として、高速道路へのアクセス圏(10分圏)が拡大することにより、広域的な移動が容易となり、住民の通勤・通院等における利便性の向上が期待。また、高速道路へのアクセス時間の改善により、仙台都市圏や関東方面からの観光旅行者の増加が期待される。さらに、第三次医療機関(磐城共立病院)をはじめ、いわき市内や南相馬市内の第二次医療機関への救急搬送時間が短縮し、救急救命活動の向上が期待されている。