サカイ引越センターは3月、生産性向上を目的に、顧客宅へ伺う現場スタッフが使用するタブレット端末システム「S-MOVE」のテスト導入を開始した。
今回は、大阪府下のトラック約100台に導入。2019年度中に全社導入を目指す。
導入目的としては、「生産性向上(効率化)」「個人情報の保護」「ペーパーレス化」「情報の蓄積」などを見込み、今後は、蓄積した情報を元に、効率的な配車に活かしていく予定だ。
システムの運用内容は、「顧客情報をタブレット端末で取得」→「作業開始時・完了時を端末より操作、顧客の確認サインを頂く」→「移動時間・休憩時間のリアルタイム把握」→「顧客からの申し送り事項を、タブレットに入力し、事務所スタッフがリアルタイムで把握・対応する」→「次に訪問する顧客情報をタブレットで確認の上、移動」となる。