佐川急便は3月13日、企業間の連携強化と危機対応力の向上に向けて、「BC(事業継続)企業交流会2019」を2月20日に開催したと発表した。
第3回目となる交流会には50の企業・行政などが参加し、「さらなる事業継続能力向上に向けて」をテーマに、各企業のBCP/BCMの取組や課題などについて情報交流するとともに、共通課題の解決や具体的な協力関係の促進などについて活発な議論を行った。
従来の交流会では、地震など「事前予測が困難な災害」に対応した大規模災害訓練や情報交流などを実施してきたが、今回は、昨今多発している台風や豪雨など「事前予測が可能な災害」と「広域かつ複合的な災害」に対する物流、電気、ガス等インフラ事業者の取組方策や意見交換を実施した。
また、今回の交流会では、気象ビジネス推進コンソーシアム(WXBC)と共催で、「気象ビジネスマッチング交流会」を同時開催し、気象データの利活用を促進している企業によるサービスや技術を紹介するとともに、BC企業交流会の参加企業とのビジネスマッチングを実施した。
■開催概要
「BC企業交流会」
開催日:2月20日
開催場所:佐川急便 東京本社 大会議室A
参加者:異業種企業(製造、流通、機械、エネルギー、輸送など)、国・自治体の危機管理・災害部門等担当者の50社・団体など
「気象ビジネスマッチング交流会」
開催日:2月20日
開催場所:佐川急便 東京本社 大会議室B
主催:気象ビジネス推進コンソーシアム(WXBC)