ヤマトフィナンシャル(YFC)は3月14日、ロックウェーブのクラウド型ECサイト構築プラットフォーム「aishipR」に、YFCのID決済サービス「クロネコペイ」を3月19日から標準装備すると発表した。
<通販事業者は「aishipR」管理画面からワンクリックで設定完了>
ロックウェーブは、スマートフォンを中心としたマルチスクリーンでネットショピングが快適に出来る、スマホファースト設計・レスポンシブ特化の次世代クラウド型ECサイト構築プラットフォーム「aishipR」を提供している。
また、YFCはID決済サービス「クロネコペイ」のサービスの提供を通じて、購入者が住所情報の入力の手間や、クレジットカード情報を登録する不安を感じずスムーズに購入できるネットショッピングの環境を提供してきた。
より快適な購入体験インフラの構築と、購入者の利便性向上を通じてECサイトでのカゴ落ちや離脱率を改善して通販事業者の売上げ支援を実現させるという両者の目指す方向が合致し、標準装備に至ったもの。
サービス概要は、「aishipR」を導入している通販事業者のショッピングサイトで、購入者が商品を購入する際に「クロネコペイ」を利用できる。「クロネコペイ」とは、会員数2000万人以上のヤマト運輸の無料会員サービス「クロネコメンバーズ」と連携し、購入者が「クロネコメンバーズ」のIDのみで住所やクレジットカード情報を都度入力せずにスムーズに購入できるサービス。
「クロネコメンバーズ」に登録したクレジットカード情報は、国際セキュリティ基準「PCI DSS」に準拠したヤマトグループのシステム上で管理されるため、カード情報の非保持化にも対応している。
今後、ロックウェーブでは毎月実施のアップデートで市場のニーズを的確にとらえ標準機能を拡張するとともに、独自機能追加カスタマイズにも対応しコストパフォーマンスの高いクラウド型プラットフォームを運営する。YFCでは、「クロネコペイ」の機能を拡充することで、購入者と通販事業者が、より便利で快適にネットショッピングを利用できる環境の実現を両社で目指していくとしている