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三菱ふそう/本社、開発、製品関連部門を新社屋に集結

2019年03月18日/SCM・経営

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は3月18日、川崎地区3拠点に分かれていた事業を川崎工場第一敷地内に集約するとともに、川崎工場内の既存設備の大規模リニューアルにより、業務の効率化を図り、働く環境の改善を目的としたプロジェクト「Campus+(キャンパスプラス)」の完了した。

<新社屋「プロダクト・センター」外観>
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「プロダクト・センター」は、オフィス空間の延べ床面積1万792m2を持つ5階建て社屋。本社、開発部門、商品企画を含む製品関連部門が集結しており、今年1月7日より業務を開始している。

新社屋は、顧客の声を製品設計のプロセスに反映できるような構造となっている。5階には商品企画や計画及び本社が入っており、3・4階に位置する開発部門ではコネクティビティや自動運転、先進安全技術と電動化に関する技術を開発し、1・2階にあるデザインセンターでは、ふそうブランドと、ダイムラー・トラック・アジア(DTA)としてMFTBCと協業するダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社のインド市場向けブランドであるバーラト・ベンツの一部のデザインを行う。

川崎工場内の既存オフィスも同プロジェクトの下、広々とした作業スペースや従業員間のコミュニケーションを促すレイアウトを取り入れるなどのリニューアルを行った。またジム設備を新設し、シャワー、社員食堂の全面改装をするなど、働きやすい環境と従業員の健康を促進する。これらの新施設には2017年から18年末までに総額94億円を投じた。

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