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ZMP/信頼性・透明性向上へ、宅配ロボットにブロックチェーン技術

2019年03月28日/IT・機器

ZMPは3月28日、宅配ロボット「CarriRo Deli(キャリロデリ)」による無人配送サービスにおいて、ブロックチェーン技術を活用、デモンストレーションを行ったと発表した。

<ブロックチェーン活用による配達サービス(イメージ)>
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<配達ステータスの可視化例>
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<慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスで実証実験中のCarriRo Deli(キャリロデリ)>
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構築したシステムは、自律走行する宅配ロボットの配達サービスでの、注文完了、商品積込完了、配送完了、受取完了、といった各ステップについて、その事実をブロックチェーンに順次記録し、ダッシュボードに可視化した。

強力な暗号化を行いブロックチェーンに記録してゆくことにより、記録内容の改変は不可能となる。荷物の配送が適切な状態でなされたかどうかを示すことにより、配達サービスでの信頼性・透明性向上へ寄与するとしている。

システムは、ZMP子会社のAIDELI社が開発しベータ版としてリリース、3月13日に、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスで宅配ロボットCarriRo Deliでローソンの商品を無人で配送するサービス実証において使用し、デモンストレーションを行ったもの。

今後、より高度なトレーサビリティを実現すルームため、配達時のボックス内の温度や振動といった配達状況に関するデータも取得しブロックチェーンに記録・保管することも検討していくとしている。

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